コアサーバーにMediaWikiをインストールする機会があったので手順のメモ。
(2013年11月24日(日)のソフトウェアアップデートに伴い、PHPバージョン等が更新されたので最新MediaWiki(1.21.3)が導入可能になった)
MediaWikiとは・・・PHPとMySQLを用いてWikipediaを作成できるCMSツール。あのWikipediaもMediaWikiで作られています。
特徴
- 多言語対応(UTF-8,EUC,sjis等)
- 豊富なアクセス権限(セキュリティ)
- 今現在も開発中でありセキュア
- ファイルアップロード
- LaTex(数式を表示することができるマークアップ言語的な奴)の使用
- 全文検索機能
- 日本語文献が少ない(PukiWiki等は日本語サポート万能)
- その他諸々
※要は、Wikipediaで出来ることは何でも出来ます。
- ダウンロード
http://www.mediawiki.org/wiki/Download ←ここからDLできます。
MediaWikiのバージョンが高い程、最新のPHPのバージョンが要求されます。自分の使っているレンタルサーバーのPHPのバージョンを確認してからバージョンを選択しましょう。
coreserverの場合はココで見れます。 - インストール
ダウンロードして展開したフォルダをイントールしたいフォルダに放り込みます。(sshでwgetで直接サーバーにダウンロードしてtarコマンドで展開してもok)
アップしたurlにブラウザで開きます。
※最新のverのMediaWikiだと下記画像の様な画面が表示されることがあります。(MediaWiki 1.21 internal error)
意味的には、「内部エラー:お前んとこのサーバーのPHPver5.2.5だけど、最新の俺(MediaWiki)はPHPver最低でも5.3.2必要だから!アップデートしてから出直せカス」って感じです。
PHPのバージョンは最新のはずなので、ここの手順に従って、PHP5.4として動作させると上手く動きます。
(localsetting.phpファイルはインストール完了後に生成されるものなので問題なし)
続行
データベースの種類、データベース名とユーザー名、パスワードを入力。
接頭辞は空白のまま。ホスト名は大体localhostですが、変えてる場合は随時変更。
ストレージは、頻繁に書き換えたりする場合はInnoDB、読み込むだけがメインの場合はMyISAM。
文字セットは、バイナリを選ぶ意味がわからないのでUTF-8に変更しましょう。
このページに遷移した際に、勝手にダウンロードされる「LocalSetting.php」をwikiをインストールしたルートフォルダに放り込むとインストール完了。
おなじみのwikipedia画面です。
編集方法とかについてはまた後日書くかも。書かないかも。
動かしてみた感想としては噂されてた通り、動作はもっさり気味かもしれません。
pukiwikiと違って設定次第でhtmlで直接記事を編集出来る点は良いと思います。
MediaWikiは日本語の文献が少ないのでとらぶった時苦労しそうですね。
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